WebUI-Aria2 をマニュアルでインストールする

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1. はじめに

WebUI-Aria2 は,Aria2 という軽量で多機能なコマンドラインベースのダウンロードユーティリティのためのウェブベースのユーザーインターフェースです。Aria2 は,HTTP/HTTPS,FTP,SFTP,BitTorrent,Metalink といったプロトコルをサポートしており,マルチコネクションダウンロードや分割ダウンロードを通じて高速ダウンロードを実現します。WebUI-Aria2 では,ブラウザを介してダウンロードタスクを簡単に設定,管理,監視することができます。これにより,ユーザーは Aria2 の強力な機能を直感的なグラフィカルインターフェースを通じて利用できるようになり,特に GUI が好まれるユーザーやシステム管理の簡易化を図りたい場合に便利です。WebUI-Aria2 は,リアルタイムでのダウンロード情報の更新,ダウンロードキューの管理,グローバル統計の表示など,基本的なダウンロード管理機能を提供します。

本記事では,WebUI-Aria2 をマニュアルでインストールする方法について記述します。筆者が調査した範囲では,日本語のインストールガイドが見つかりませんでした。また,公式のドキュメント 1 も少々理解しづらいところがあるため,本記事で詳細なガイドを提供します。本記事で説明するインストール作業は,Ubuntu 22.04 LTS 環境下で実施されたものです。

2. インストールと実行

インストール作業としてはとてもシンプルです。まず初めに aria2 と Node.js をインストールする。次に Git リポジトリをクローンして WebUI-Aria2 と aria2 を実行するだけです。インストールコマンドと実行コマンドを以下に示します。

Terminal window
1
$ sudo apt update
2
3
# aria2 Install
4
$ sudo apt install git aria2 -y
5
6
# Node.js Install
7
$ wget -qO- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.5/install.sh | bash
8
$ source ~/.bashrc
9
$ nvm install node
10
11
$ git clone https://github.com/ziahamza/webui-aria2
12
$ cd webui-aria2
13
$ node node-server.js &
14
$ aria2c --enable-rpc --rpc-listen-all

WebUI-Aria2 と aria2 を実行したら,Web ブラウザで http://localhost:8888 にアクセスします。正常に実行されていると,以下のような画面が出力されると思います。

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3. おわりに

ここまで,WebUI-Aria2 をマニュアルでインストールする方法について記述してきました。リポジトリ内に Dockerfile が含まれているので,ビルドしようとしたのですが,筆者の環境では正常にビルドが行えませんでした。有志の方々が Docker Image を Docker Hub で公開してくれているので,Docker で WebUI-Aria2 をインストールしたい人は試してみるといいかもしれません。


  1. ziahamza/webui-aria2 - https://github.com/ziahamza/webui-aria2