自分の学習スタイルに合った技術書の見極め方
1. 概要
本記事は筆者が行っている技術書の選び方をまとめた記事です。
※ 本記事は個人の主観が多いため参考程度にとどめてください。
2. 技術書の『型』を見極める
まず初めに,筆者は技術書を以下の 3 種類のどれかに分類します。分類することで,より自分に合った技術書を見つけやすくなるためです。
- プロダクション型
- リーディング型
- リファレンス型
各型の説明を記述した後,見極め方を記述します。
2.1. プロダクション型
成果物を作成しながら学習を進めることを想定している技術書。プログラミング言語やフレームワークの入門書などに多く見られる。
(例)
メリット:手を動かしながら学習することができる
デメリット:知識の隙間が発生する
2.2. リーディング型
最初から最後まで順を追って読むことを想定している技術書。プログラミング言語のパラダイムや開発手法などの抽象的な概念が題材の技術書に多く見られる。
(例)
メリット:体系的に学ぶことができる
デメリット:部分的に参照することが難しい
2.3. リファレンス型
最初から読むのではなく参照しながら使うことを想定している技術書。中級者 〜 上級者向けの技術書に多く見られる。
(例)
メリット:知識の隙間を埋めることができる
デメリット:ある程度の前提知識が必要になる
2.4. 見極め方
慣れないうちは書店に足を運び,実際に書籍を手にとって確認することをオススメします。慣れてくると目次,出版社,シリーズなどで判断できるようになってきます。
(例)
- オライリー社のプログラミング言語に関する技術書はリファレンス型が多い
- 技術評論社の WEB + DB PRESS plus シリーズはリーディング型が多い
- 目次に「○○ を作ろう」と記載されている → プロダクション型
3. 自分の『学習スタイル』を見極める
学習のスタイルは学習する人,学習するテーマによって様々だと思いますが,以下に一般的な学習スタイルと筆者の学習スタイルを記述します。
(例:一般的な学習スタイル)
(1)プロダクション型の入門書や公式のチュートリアルなどを用いて基礎知識を蓄える
(2)リファレンス型の技術書や公式のドキュメントなどを用いて知識の隙間を埋めていく
(例:筆者の学習スタイル)
(1)基礎知識は公式のチュートリアルとネット情報を参照する
(2)リファレンス型の技術書を参照する
(3)公式のドキュメントを参照する
上記はほんの一例なので,参考程度にとどめ,自分のスタイルを見つけてください。
4. まとめ
ドットインストールや Qiita など,無料で質の高い情報が手に入る時代になり, 1 から 10 までネットの情報のみで戦う人も多くなりましたが,やはり自分に合った技術書を使ったほうが長い目でみるとリターンは大きいと思うで,ネットの情報と技術書のいいとこ取りをできる技術者を目指しましょう。